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Diary
あっ、閑話23   -2011.04.28-
長い間、お休みしていましたが再開いたします。
それもこれも、なにかと気を揉む事ばかりだったのです。もちろん震災でたくさんの方が想像を超えた困難に苦しんでおられる中で、情けない話、我が事の小さい難儀が一番の気がかりだったりするのが凡人の所以であります。母親が懇意にしていた石巻の魚を送ってもらっているおばさん友達もいまだに行方が判らず、申し訳ない限りです。そんななか、知り合いのラーメン店、金久右衛門の梅田店がオープンしたのは、元気をもらいました。 フレーフレー!日本のこれからは君にかかっておる!とエールを送る今日この頃であります。そこで、自分の出来ることでと思い、神戸のトアギャラリーで井本一倭さんの展覧会を致します。
いろいろ他の媒体でも考えたのですが、「今やると、どうせ便乗商売と言われる」「確かに利益がないと食って行けん」などとのご意見も頂き、出来る限りでなんとか、などと言っていてもはじまらず、まずは自分の出来る範囲ですることにいたしました。
売り上げの3割の寄付というところでしか動けませんが、そこしでもお役に立てれば幸いです。
また、そのほかに地元の施設も使い少しづつではありますが、募金活動も続けようと思います。大変苦しいのは敵いませんが、少しだけなら分けてくれてもいいよ。
えっ、声が小さいって?まだまだ、あっ、閑話。
あ、閑話 バックナンバー11~22はこちら
あ、閑話 バックナンバー01~10はこちら
五十年を迎えて
イメージ 「人生五十年、夢幻のごとし」と謂われますが、私も昨年五十歳を迎えあといくら生きれるかわかりませんが、なんぞええことあったやろか?と思い返しておりました。
 
そんな中、先日家内と映画を見に行きましたところ、夫婦50割引という制度があり夫婦のどちらかが五十歳を越えていると、二人で二千円になるらしく、年をとっててよかったなぁ、などと久々に家内に褒められたのです。
(こんなことしか褒められることはないのか、っていうか、ただ歳とっただけやし)
このとき観たのが「今度は愛妻家」という、豊川悦司・薬師丸ひろ子主演の映画で、普段なら題名を見ただけで絶対に行かないのですが、家内が観てもいいよ、って。
本編始まって10分、しまった!と後悔しました。なんじゃこれは、やばい。
そうこうするうちに、「なんか、この奥さんかわいそう。わたしみたい」と愚痴っているのです。確かに。天然で、ときどき厭味も言うけど、甲斐甲斐しく夫の身を案じつつ、一生懸命旦那とコンタクトをとろうとしている姿は、女房に似たものを感じました。
才能ある写真家ではあるが、写真も撮らず、だらだら過ごしているトヨエツは、姿は違えど、わたしに似たものでした。
映画の内容を明かすなどという浜村純のような所業は、とりたくないですが、わたしは絶えず、女房を大切に思っていると伝えてはいるのです。
ただ、信じてもらえないだけなのです。「見栄えと才能を除ければ、あんたもそっくり」としきりにうなずく家内なのでした。
普通に生きていくことの大切さ
みんな、旅立っていくのですね。わたしもうちのカミさん、これからは守さんにします。よくぞ子供たちとわたしを守ってくれました。世の中で、「そんな甘い考えで、いきていけるかぁ!」とお叱りのお言葉をいただきながらも、やってこれたのはひとえにあなたのおかげであります。いやぁ、こんな書き方をすると守さんが亡くなったかのように採られてしまいがちですが、守さんは元気です。
 
私ども夫婦も出来ちゃった結婚でして、当時学生だった私は、今は亡き義父に無謀な攻撃を仕掛けたものでした。 娘は、ダンスから音楽、歌に芝居と、もしかすると表現者の方に向かってくれるかもしれないと、淡い期待を持った私を、見事に粉砕して嫁に行くことを決めたのでした。こうなれば、幸せになってくれるのを望むばかりです。やっと、芸術を語ることが出来るかと喜んでいたのに残念です。
 
先日、大学時代の同窓会がありました。3年先輩の山本兼一さんの直木賞お祝いと「火天の城」映画化のお祝いをかねてのものでした。酒と麻雀に明け暮れた野郎ども、女性もいましたが、昔話に花を咲かせました。人生で花を咲かせたのは山本さんのほか、ウン名ほどいた模様でした。
 
普通に生きていくことがどれほど大変か、充分理解しているつもりでしたが、さびしい限りです。
「干からびて やがて野になる 糞の山 花一輪咲くや咲かぬと」  
                                            外は、もう秋の装丁です。
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